2008年に梅田香奈が立ち上げたハンドメイドのガラスジュエリーブランド。
英語のsee through it(“見通す”)から名付けたブランド名通り、透明なガラスを通して見えるシルエットと光を纏うことをテーマとして1点ずつ全て自ら手作りしている。「見えなかった」ものがだんだん「見えてくる」透明の不思議さ、その境目で曖昧になった輪郭線自体が輝くという体験を、ミニマムでありながら有機的なジュエリーで表現する。制作にはパイレックスガラスを使用し、チェーン状にガラスを繋いだネックレスやピアスのシリーズを始めとして、グラフィカルな直線を用いたシリーズや、水や塩を封じ込めたチューブのシリーズなどがある。ブランド設立時から、全国でのギャラリーやインテリアショップ及びアパレルブランドショップなどでの展覧会やポップアップなどを経て、2017年からの3年間はベルギーのブリュッセルに拠点を移し、ヨーロッパ内の様々な国での展示会出展や展覧会などの活動を行う。2021年1月からは活動を日本に戻し、金沢を拠点に新たなスタートを切った。