大竹雅俊(フグ)と大竹雄亮による兄弟デザインユニット。
紙・WEB・プロダクトなど媒体を問わず、どこか懐かしかったりなぜか気になるデザイン&ものづくり活動中。
今回、Totan・Blindを中心に出品いたします。
Totan
町を歩いていて、つい見過ごしがちな「トタン」。
どこにでもあって、どこかにくめない波形を、素材はそのままに小さなトレーにしました。
懐かしい町の「記憶」をデスクトップの片隅に。
トレーにペンやアクセサリーを置いたときの小気味よい「音」には、叙情が感じられると思います。
Blind
普段なにげなく目にしている、縞模様。
ボーダーやストライプと呼ばれる線の規則的な連なりを「ブラインド」に見立て、懐かしい下敷きをつくりました。
たとえば、風景画の上に合わせると、線の向こうに新しい「風景」が立ち上がってきます。
あえて制限を設けることで生まれる「間」。そこから生まれる「風情」を狙いとしています。